ネットワークエラーの解消

昨年辺りから、ノートPCのネットワークがやや不調でしたが、ここに来て完全に実用範囲を下回ってしまいました。
昨年あたりは、データ転送がやたら遅いと言うレベルでしたが、最近になって、大きめのファイルをネットワーク共有からコピーすると「指定されたネットワーク名は利用できません」と表示され、途中で止まってしまうようになってしまいました。私はノートPCを使うたびにメインのPCとネット共有で同期させるので、これでは使い物になりません。

一応、ネットで検索してみましたが、これと言った解決法が書かれていなかったため、いつも通り自己調査に入りました。それにしても、ネット上の情報だと、Windowsの再インストールとか、安易に書かれていて腹が立ったりします。基本的に、再インストールしたとしても同じ条件がそろえば必ず同じトラブルが発生するので、私的には安易に再インストールすることは反対だったりします。もっとも、自分が何をしているのかわからないまま設定を変えてしまうユーザーには再インストールも良い解決方法なのかも知れませんが。。

今回は、この障害に割いている時間があまり取れなかったので、少しずつ調べながらTracでやったことと結果を書き残しながら作業してきたので、その記録を少し載せておきます。

■事の始め
ノートPCは以前から使っていて、全く問題のない状態でしたが、ネット上でトラブルが発生し始めたのはギガビットLANに変えてからでした。最初、ノートPCのLANとの相性かと思いましたが(他のPCは問題なし)、無線LANを使っていても他のPCより格段に速度が遅いので気になっていました。

それで最初に取った対策は、以前に設定したネットワークチューンを元に戻したことでした。しかし、結果は相変わらずでした。

続いて行った対策は、サービスにある「WebClient」の無効化。これで、遅いのが幾分解消されました。このサービス、なんだか余計なパケットを出していて、それが元でパケットが崩れているようでした。
とりあえず、前よりは遅かったものの、最低限の作業は出来るので、とりあえずそのまま様子見と言うことになりました。

■完全に駄目になる
3月ぐらいにWindows7へ完全移行してから、更にエラーの発生率が上がってましたが、先日Windows7を入れ替えたところ、ノートPCとの同期が出来なくなりました。
実際には3月にWindows7へ移行したときに、そのような状態になっていたのかも知れませんが、今まで大きなファイルを同期させることはなかったため、気付かなかっただけなのかも知れません。

とりあえず、以前のWindows7で対処していた「TCPウィンドウサイズの自動調整機能を無効化」を試してみました。これはVistaでトラブったことがあったので、Win7へ移行してからも、何も考えずに設定していましたが、今回、無効にしたときと有効にしたときと比べてみると、別段変化は見られませんでした。

その後、パケットモニターでシーケンスが崩れるタイミングを調べていたところ、メインPC側で動いている「IP Helper」と言うサービスが動いたときにおかしくなることが多く、このサービスが「65.55.158.118:61248」へアクセスした後に、パケットの扱いが崩れているようでした。それで「IP Helper」を停止してみたのですが、結果は変わらずでした。(エラー率は格段に減ったけど)
パケットの送信とかシーケンスとか特に問題が無いように見えるのですが、ノートPCが受信した後のシーケンスがおかしくなっており、LANに関するハード的な故障かと思いましたが、無線LANでも同じ現象が出ているため、とりあえずハードウェアーの故障は除外しておくことにしました。

その後は忙しかったので、暫く放置していましたが、どうしても大きなファイルの転送が必要となってきたため、先日調べ直したところ、ようやく解決することが出来ました。

対応したのは、ネットワークドライバーの設定にある「Task Offload」と言う項目、これを「Disable」にしたところ、以前と同じ転送速度に戻りました。(^^)

ノートPCのネットワーク・ドライバーは今まで設定を変えたことがなかったので細かく見ていませんでしたが、今回、初心に戻って1つ1つ見直していたところ、以前はなかった「Task Offload」があったため、変えてみた次第です。更に調べてみると、ノートPCのネットワークドライバーが1つ増えており、昨年辺りに、WindowsUpdateで勝手に更新されたみたいです。(勝手にと言っても、自分でドライバーアップデートにチェック付けたのだが・・・)

「Task Offload」は本来、Checksumとなっているのが正しいと思うのですが、ノートPCに始めから入っていたドライバーにはそのような項目がなく、ハード的にサポートされているかが不安ですし、実際に転送でエラーストップしているので、何か問題があるのでしょう。。(ちなみにチップセットはRealtek系です)

一応、念のために、必ずエラーになるファイルをコピーして、元ファイルと内容を比較してみましたが、ファイルが壊れていると言うことはありませんでした。

それにしても、WindowsXP同士の時は、この設定でもある程度動いていたことは確かなので、何とも原因がはっきりしません。

■推測になってしまいますが
・WindowsUpdateでドライバーを入れ替えられたときにエラーが発生するようになっていて、ギガビットLANの導入で、体感できる問題となってきた。

・「WebClientサービス」に関しては、色々なパケットを出すため、エラーの発生率が上がっていた。現に「Task Offloadを無効」にしたことで「WebClientを有効」にしても問題ない。

・Windows7では、IP V6の対応やその他のサービスで、色々なパケットを出すことから更にエラー率が上がった。

・3月にWindows7を導入したときは、ジャンボフレームに未対応のマザーボードだったためエラー率は、ほどほどだったが、今回Windows7を導入したマザーボードはジャンボフレームに対応していて、尚かつジャンボフレーム設定をしていたこともあり、利用不可能なほどエラー率が上がってしまった。

そんな感じになるのでしょうか。。

とりあえず、動くようになったので、ここに書き残しておくことにします。同じような現象で困っている人の参考にでもなれば幸いです。。

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